‥つづき
硬膜外麻酔は意識があるうちにするんです。
ドキドキ‥
手術台の上で横に寝て両膝を抱え、腕の中に頭を入れるように体を丸める。
背中を消毒してまず痛み止めの注射。
「ビニールをかけますね」
ビ、ビニール?どんなのか見たい‥
「少し太い針を刺しますね」
そんなの言わないで‥と思ったけど痛くなくて安堵
「足にピリッときませんか?」
何かする前に必ず声を掛けてくださるんです
背中に刺された先のチューブを背中にテーピングで固定
「麻酔を入れますね」
腰に重い感じとか‥ない
「点滴に麻酔を入れますね」
遂に筋弛緩剤が‥
「酸素マスクしますね」
「はい」
術前の記憶はここまで
この後、剃毛/導尿 等をされたようです
意識のない時にして頂いてありがたいですね
「起きてください」
と看護婦さんに肩を叩かれて目が覚めた。
「足は動かせますか?」
動きました。
「お洋服着せますね。少し腰を浮かせられますか?」
できた。「すごいすごい」
ほんとだ、お腹切ったのにできた。
「ベットに動かしますね、わたしたちがしますから動かないでくださいね」
テレビで見たシーン、ガラガラガラガラ ベットは病室へ。
病室ではダーリンが待っていた。
主治医の先生も病室に
「見ますか?」
あ‥取り出した子宮だ
「見ます」
体をちょっと起こせたので先生の持ってきたバットを覗き込む。
でかっ びっくりした。
後で聞いたら2㌔くらいあったらしい。
あんなに大きかったんだ。
人知れず赤ちゃんを産む話しを聞いたことがあったけど、あり得る。
2㌔なんて小さい赤ちゃんくらいだもんね。
あれは‥取って正解だ。
お腹広々だね、みんなって感じ。
調子悪くなる不安は消えて、スッキリした気分になった。
ようちゃん、お疲れ様。
つづく‥
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